The Jikens

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
The Jikens
出身地 日本の旗 日本 宮城県仙台市
ジャンル ロックンロール
ブリティッシュ・ビート
モッズ
ネオGS
ガレージパンク
フォーク
活動期間 2007年 -
レーベル Sazanami Label
公式サイト http://jikens.com
メンバー ヒロエ (ボーカルギター
コーチャン (ボーカルギター
悪沙汽”ヘイドッグ”タツヤ (ボーカルベース
ハッス (ボーカルドラムス

The Jikens(ザ・ジケンズ)は日本ロックバンド

来歴[編集]

2007年10月、仙台で結成された[1]。インディーズのサザナミレーベル[2]がリリースしたコンピレーションアルバム「Wild Sazanami Beat! Vol.5」に収録された「(きみは)クラウディアイズ」[3]堂島孝平が自身のラジオ番組で絶賛した[4]。公式リリースの無いバンドとしては異例なことに[4]、堂島の推薦により[5]ARABAKI ROCK FEST.11にて、地元東北の新人バンドやアーティストを中心に紹介する「Time of hope」枠で出演を果たした[6]。2012年12月にアルバム「今夜なにかがおこりそう」をリリースした[7]。リリースにあたっては、ザ・コレクターズの加藤ひさしら15人からメッセージが寄せられた[4][8]

音楽[編集]

4人のメンバーそれぞれがリードボーカルを担当することから音楽メディアではビートルズスタイルと形容される[4][9]。楽曲は各メンバーが製作しボーカルを担当するが、楽曲にあったメンバーが選択するために作曲者ではなくボーカルのヒロエに託されることも多い[9]

音楽スタイルは、マージービート[4]とも、コーラスワークが1960年代の音楽の影響を感じさせるとも[9]形容され、ギターのコーチャン以外のメンバーはビートルズやザ・ビーチ・ボーイズからの影響を語っている[9]。後から加入したコーチャンは、ハードロックザ・ストロークス以降のロックンロール・リバイバルを好むなどやや音楽性を異にするが、そうした相異がむしろ音楽性の幅を広げ、バンドとしての独自のスタイルの確立に影響したとメンバーは語っている[9]

メンバー[編集]

  • ハッス(ボーカルドラムス
    12月24日生まれA型。ドラムセットはYAMAHA。LUDWIG ( ラディック )のスネア、dwのキックペダル、Zildjian(ジルジャン) のライドを使用。力強いドラムから繊細なドラム、シンプルなロックンロールの他、リズムパターンの引き出しが多く、ラテンリズム、ジャズなど幅広く叩きこなす。

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

コンピレーション[編集]

  • Wild Sazanami Best! vol.5(2011年7月7日)
    「(きみは)クラウディアイズ」収録。


脚注[編集]

  1. ^ Jikens -Profile-”. The Jikens. 2013年4月3日閲覧。
  2. ^ Sazanami Label”. 2013年4月3日閲覧。
  3. ^ Wild Sazanami Beat! Vol.5”. Sazanami Label. 2013年4月3日閲覧。
  4. ^ a b c d e 事件勃発!仙台発ロックンロールバンドThe Jikens登場”. ナタリー -最新音楽ニュース-. 2013年4月3日閲覧。
  5. ^ 堂島孝平さん、今年もARABAKI親善大使に就任”. ARABAKI ROCK FEST.STAFF VOICE. 2013年4月3日閲覧。
  6. ^ ARABAKI ROCK FEST.11 ラインナップ”. 2013年4月3日閲覧。
  7. ^ 今夜なにかがおこりそう”. Sazanami Label. 2013年4月3日閲覧。
  8. ^ レーベル内のアルバム紹介ページで、メッセージを読むことができる。今夜なにかがおこりそう”. Sazanami Label. 2013年4月3日閲覧。
  9. ^ a b c d e The Jikens 胸をドキドキ高鳴らせる魔法のバンドサウンド”. 2013年4月3日閲覧。

外部リンク[編集]